【音が静か】静音掃除機おすすめ8選!
夜間・早朝・集合住宅でも安心の低騒音モデル

夜間や早朝の掃除、集合住宅での騒音対策に最適な静音掃除機を徹底調査。50dB以下の超静音モデルから60dB台の実用的な低騒音モデルまで、騒音レベル別におすすめ8選をご紹介します。

この記事の重要ポイント

  • 超静音:50dB以下なら夜間・早朝使用可能
  • 集合住宅:60dB以下なら近隣迷惑を最小限に
  • 技術:紙パック式が最も静音性に優れる
  • 選び方:吸引力との両立が重要なポイント

騒音レベルの基礎知識

デシベル(dB)とは?

デシベル(dB)は音の大きさを表す単位です。人間の聴覚特性に合わせて対数スケールで表現され、10dB上がるごとに音の大きさは約2倍に感じられます。

日常音との比較

40dB
図書館・深夜の住宅街

非常に静か。ささやき声レベル

50dB
静かなオフィス・小雨

静か。夜間使用の目安レベル

60dB
普通の会話・エアコン

普通。集合住宅使用の上限目安

70dB
掃除機・洗濯機

やや大きい。一般的な家電レベル

80dB
電車内・大声

大きい。長時間聞くと疲労

掃除機の騒音レベル分類

超静音レベル

45-50dB
特徴
  • 夜間・早朝使用可能
  • 赤ちゃんを起こさないレベル
  • 図書館で使用できる静かさ
  • 近隣への配慮が最大限
適用場面

夜勤者の昼間掃除、新生児がいる家庭、超薄壁の集合住宅

高静音レベル

50-55dB
特徴
  • 早朝・夜間使用に適している
  • 会話を妨げない程度
  • 集合住宅でも安心
  • テレビ視聴と併用可能
適用場面

マンション・アパート、早朝・夜間の時短掃除

標準静音レベル

55-60dB
特徴
  • 日中使用なら問題なし
  • 性能と静音性のバランス◎
  • 価格帯も手頃
  • 選択肢が豊富
適用場面

一般的な住宅、日中メインの掃除、コスパ重視

高騒音レベル

65dB以上
⚠️ 注意点
  • 集合住宅では近隣迷惑の恐れ
  • 長時間使用で聴覚疲労
  • 会話・TV視聴を妨げる
  • 時間帯を選ぶ必要あり

静音性重視なら避けるべきレベル

掃除機の騒音を決める要因

モーター音

影響度: 最大

全体騒音の70-80%を占める主要因。モーター設計と回転数が決定的

静音化技術
  • ブラシレスDCモーター採用
  • 防音材によるモーター包囲
  • 低回転高効率設計
  • 振動吸収構造

気流音

影響度: 大

空気の流れによる音。ノズル・ホース・本体内部の空気の動きが関与

静音化技術
  • スムーズな気流設計
  • 乱流を防ぐ内部構造
  • サイレンサー機能
  • 最適化されたノズル形状

機械音・振動

影響度: 中

ブラシ回転、部品接触、本体振動による音

静音化技術
  • 精密なバランス調整
  • 振動吸収材使用
  • 高品質ベアリング
  • 防振構造設計

共鳴・反響

影響度: 小

床・壁・天井との共鳴による音の増幅

対策方法
  • カーペット使用での振動軽減
  • 適切な使用時間帯
  • 家具配置による反響軽減
  • 防音マットの活用

静音掃除機の基準と選び方

静音掃除機選択の重要基準

最重要

騒音レベル

目標数値: 用途に応じて45-60dB以下

夜間・早朝使用 50dB以下
集合住宅日中 60dB以下
一戸建て 65dB以下
重要

吸引力の確保

静音性を重視しすぎて清掃能力が低下しては本末転倒

バランスの目安
  • 最低限: 250W以上の吸込仕事率
  • 理想的: 300W以上でも60dB以下
  • 妥協点: 清掃時間延長で性能不足をカバー
考慮点

掃除機タイプ

構造的に静音性に差が生じる

紙パック式 ★★★★★

パックがサイレンサー効果を発揮

コードレス ★★★★☆

小型モーターで相対的に静音

サイクロン式 ★★☆☆☆

高速回転で騒音が発生しやすい

静音化技術の種類

モーター技術

ブラシレスDCモーター

従来ブラシ式より30-40%静音化。精密制御で効率も向上

効果: 高
低速高トルク設計

回転数を抑えて必要な吸引力を確保。騒音の根本対策

効果: 中
防音カプセル構造

モーター周囲を吸音材で包囲。音の外部漏れを抑制

効果: 中

気流制御技術

スムーズフロー設計

内部の気流を最適化し、乱流による騒音を削減

効果: 中
サイレンサー機能

排気部分に消音装置を設置。高周波騒音を効果的に軽減

効果: 中
ノズル形状最適化

吸込口の設計で気流音を最小限に抑制

効果: 小

構造・素材技術

制振材の活用

本体各部に振動吸収材を配置。共鳴による増幅を防止

効果: 中
精密バランス調整

回転部品の重量配分を最適化。不要な振動を削減

効果: 小
柔軟性素材使用

硬質プラスチックに代えて音を吸収する素材を採用

効果: 小

静音性と吸引力のバランス分析

騒音レベル別性能マトリックス

吸引力
高性能・静音

理想的だが
高価格帯

例: プレミアム機種
バランス型

実用的な
選択肢

例: 中級機種
静音特化

時間をかけて
丁寧に掃除

例: 超静音機種
低性能・高騒音

避けるべき
組み合わせ

例: 格安粗悪品
静音性
45dB 55dB 65dB

用途別推奨バランス

夜間・早朝使用
静音性優先 > 吸引力

多少時間をかけても近隣迷惑を避ける

集合住宅日中
静音性 = 吸引力

両方をバランスよく確保

一戸建て
吸引力 ≥ 静音性

清掃効率を重視しつつ快適性も確保

時間帯別使用ガイドライン

騒音レベル別使用可能時間帯

6時 9時 12時 15時 18時 21時 24時
45-50dB
(超静音)
24時間使用可能
50-55dB
(高静音)
注意
使用推奨
注意
避ける
55-60dB
(標準静音)
避ける
使用推奨
避ける
60dB以上
(通常音)
避ける
日中のみ
避ける
使用推奨
注意して使用
使用避ける

シチュエーション別ガイドライン

夜勤者の昼間掃除

必要騒音レベル 50dB以下
推奨時間帯 10:00-16:00
コツ
  • 事前に近隣への挨拶
  • カーペット上での使用で振動軽減
  • 短時間で効率的に

赤ちゃんの昼寝中

必要騒音レベル 48dB以下
距離の確保 寝室から5m以上
コツ
  • 別フロアでの使用推奨
  • ドアを閉めて音漏れ防止
  • 最弱パワー設定使用

在宅ワーク中

必要騒音レベル 55dB以下
中断可能時間 会議間の10-15分
コツ
  • 作業部屋以外から開始
  • ノイズキャンセリングヘッドホン併用
  • 短時間集中清掃

早朝の時短掃除

必要騒音レベル 52dB以下
使用可能時間 7:00以降
コツ
  • 前日に片付けを済ませる
  • 効率的な動線計画
  • 10-15分以内で完了

近隣への配慮ポイント

コミュニケーション

事前の挨拶

特殊な時間帯での使用前には近隣への一声

使用予告

「10分程度掃除機をかけます」等の具体的な伝達

謝罪と感謝

騒音に対する謝罪と理解への感謝を表現

技術的配慮

振動の軽減

カーペット上での使用、防音マット活用

時間の短縮

事前片付けで実際の掃除時間を最小限に

音の方向制御

隣家から遠い部屋から開始

集合住宅での騒音対策

集合住宅特有の騒音課題

横方向への音漏れ

隣接する住戸への壁を通した騒音伝達が最も問題となるケース

影響要因
  • 壁の厚さ・構造(鉄筋コンクリート vs 軽量鉄骨)
  • 間取りの配置(リビング同士の隣接等)
  • 使用時間帯と隣人のライフスタイル
対策方法
  • 壁から離れた場所での使用
  • 55dB以下の静音機種選択
  • 使用時間を日中(9:00-18:00)に限定

縦方向への振動伝達

上下階への床・天井を通した振動と騒音の伝達

影響要因
  • 床材質(フローリング vs カーペット)
  • 建物構造(床スラブ厚、遮音等級)
  • 掃除機の重量と振動特性
対策方法
  • 防音・防振マット敷設
  • 軽量機種の選択(4kg以下推奨)
  • ゆっくりとした動作での清掃

共鳴・反響による増幅

室内の音響特性による騒音の増幅現象

影響要因
  • 室内の残響特性(家具配置、材質)
  • 窓・ドア等の開口部からの音漏れ
  • 換気口・配管経由の音伝達
対策方法
  • カーテン・ラグで吸音効果向上
  • 窓・ドアを閉めた状態で使用
  • 家具で音の反射を制御

住宅タイプ別ガイドライン

RC造マンション

遮音性能 良好
推奨騒音レベル 60dB以下
特徴
  • 壁・床の遮音性能が高い
  • 構造的に振動伝達しにくい
  • 比較的時間帯の制約が少ない
使用推奨
  • 標準静音レベル機種でも使用可能
  • 7:00-21:00の使用が理想的
  • 定期的な清掃習慣を維持しやすい

軽量鉄骨造アパート

遮音性能 普通
推奨騒音レベル 55dB以下
特徴
  • 壁が薄く音漏れしやすい
  • 振動が伝達しやすい構造
  • 近隣との距離が近い
使用推奨
  • 高静音レベル機種を選択
  • 8:00-19:00の限定使用
  • 事前の近隣挨拶を推奨

木造アパート

遮音性能 低い
推奨騒音レベル 50dB以下
特徴
  • 遮音性能が最も低い
  • 木材の共鳴で音が増幅
  • 上下左右全方向に音が伝わる
使用推奨
  • 超静音レベル機種が必須
  • 9:00-17:00の短時間使用
  • 防音対策の徹底が必要
  • コードレス機種を検討

追加防音対策

床面対策

防振マット設置

掃除機使用エリアに厚手の防音・防振マットを敷設

振動軽減効果: 60-70%
コスト: 3,000-8,000円
カーペット・ラグ活用

厚手のカーペットで音と振動を同時に吸収

騒音軽減効果: 30-40%
コスト: 5,000-20,000円

壁面対策

吸音パネル設置

隣家側の壁面に吸音効果のある装飾パネルを配置

音漏れ軽減: 40-50%
コスト: 10,000-30,000円
家具配置の最適化

本棚・クローゼット等で音の伝達を遮断

音漏れ軽減: 20-30%
コスト: 配置変更のみ

開口部対策

密閉性向上

ドア・窓の隙間テープで音漏れを最小化

音漏れ軽減: 10-20%
コスト: 1,000-3,000円
厚手カーテン使用

遮音効果のある厚手カーテンで窓からの音漏れ防止

音漏れ軽減: 15-25%
コスト: 5,000-15,000円

静音性を保つメンテナンス

騒音増加の主な原因

フィルターの目詰まり

影響度: 大

フィルターが詰まるとモーターが過負荷状態となり、回転数上昇で騒音が5-10dB増加

症状
  • 以前より明らかに音が大きくなった
  • モーター音が甲高くなった
  • 吸引力も同時に低下
対策
  • 月2回のフィルター清掃
  • 適切なタイミングでのフィルター交換
  • 使用後の点検習慣

ブラシ・回転部の汚れ

影響度: 中

髪の毛やゴミの絡まりで回転バランスが崩れ、振動と異音が発生

症状
  • 「ガタガタ」という振動音
  • 不規則な音のリズム
  • 使用中の本体振動
対策
  • 月1回のブラシ清掃
  • 使用後の髪の毛チェック
  • 絡まり防止の事前片付け

ホース・パイプの詰まり

影響度: 中

部分的な詰まりで気流が乱れ、風切り音や共鳴音が発生

症状
  • 「ヒューヒュー」という風音
  • 断続的な音の変化
  • 特定の角度で音が変わる
対策
  • 3ヶ月毎のホース点検
  • 詰まり発見時の即座対処
  • 大きなゴミの事前除去

経年劣化

影響度: 小

長期使用による部品の摩耗で徐々に騒音が増加

症状
  • 全体的な音量の底上げ
  • 新品時との明確な差
  • 複数の音が混在
対策
  • 定期的な専門点検
  • 消耗部品の計画的交換
  • 適切な使用方法の継続

静音性維持メンテナンススケジュール

頻度 作業内容 静音効果 作業時間 重要度
使用後毎回 ダストボックス確認・髪の毛除去 2分
週1回 外部清拭・異音チェック 5分
月2回 フィルター清掃・点検 10分
月1回 ブラシ清掃・バランス確認 15分
3ヶ月毎 ホース清掃・内部点検 20分
年1回 総合点検・消耗品交換 30分

騒音予防の使用テクニック

事前準備テクニック

床面の事前片付け

小物やゴミを事前に除去し、スムーズな掃除を実現

効果: 使用時間短縮、詰まり防止
適切なパワー設定

清掃面に応じた最小限のパワーで必要十分な清掃

効果: 騒音3-5dB削減
効率的な清掃ルート

往復を最小化する動線で短時間での完了を目指す

効果: 近隣への配慮、疲労軽減

操作テクニック

ゆっくりとした動作

急激な動きを避け、振動と騒音を最小限に抑制

効果: 機械的騒音軽減
一定速度の維持

断続的な加減速を避け、モーター負荷を安定化

効果: モーター音の安定化
適度な休憩

連続使用を避け、モーターの過熱による騒音増加を防止

効果: 性能劣化防止

環境調整テクニック

カーペット・ラグ活用

硬い床面での使用時は敷物で振動と騒音を軽減

効果: 振動音30-40%削減
ドア・窓の閉鎖

使用時は開口部を閉めて音漏れを最小化

効果: 近隣への音漏れ軽減
家具配置の活用

音を吸収・遮蔽する家具の近くでの使用

効果: 反響音軽減

静音性能比較表

おすすめ8機種徹底比較

順位 機種名 騒音レベル 吸引力 重量 価格 夜間使用 集合住宅
1位 パナソニック MC-JP870G 47dB 320W 5.2kg 52,000円
2位 東芝 VC-PG325R 52dB 280W 3.9kg 21,500円
3位 ダイソン V12 Detect 55dB - 1.9kg 71,500円
4位 三菱 TC-GXG8P 56dB 320W 4.2kg 25,000円
5位 日立 CV-G2400 58dB 350W 5.1kg 31,500円 ×
6位 シャープ RACTIVE Air 58dB - 2.9kg 38,500円 ×
7位 アイリス IC-B102 59dB 250W 2.8kg 10,000円 ×
8位 エレクトロラックス PD82 60dB 300W 4.5kg 41,500円 × ×

使用シーン別適合度マトリックス

夜間使用
早朝使用
薄壁アパート
RC造マンション
一戸建て
赤ちゃんがいる
MC-JP870G
VC-PG325R
V12 Detect
TC-GXG8P
CV-G2400
×
×
最適
適している
条件付きで可能
× 不適

よくある質問

50dB以下の掃除機なら本当に夜間使用できますか?

建物構造や使用方法次第で可能ですが、絶対ではありません:

✅ 使用可能な条件
  • RC造の集合住宅または一戸建て
  • 隣家・隣室から十分な距離がある
  • 防音対策(カーペット等)を併用
  • 15分以内の短時間使用
⚠️ 注意が必要な場合
  • 木造・軽量鉄骨造の集合住宅
  • 隣室と壁を共有している
  • 新生児や小さな子供が近くにいる

推奨:夜間使用前に昼間のテストと近隣への相談をお勧めします。

静音掃除機は吸引力が弱いのでしょうか?

必ずしもそうではありませんが、トレードオフの関係は存在します:

技術進歩による解決

最新の静音掃除機は効率的なモーター技術により、従来機と同等の吸引力を50dB以下で実現

実用上の対策

吸引力が若干劣る場合も、掃除時間を少し延ばすことで同等の清掃効果を得られます

バランスの取り方
  • 夜間・早朝重視:静音性優先で時間をかけて清掃
  • 日中メイン使用:吸引力と静音性のバランス型
  • 一戸建て使用:吸引力重視で必要最小限の静音性

集合住宅で掃除機を使う適切な時間帯は?

建物タイプと掃除機の騒音レベルにより異なります:

🏢 RC造マンション(60dB以下)

推奨時間:8:00-20:00

可能時間:7:00-21:00(短時間なら)

🏠 軽量鉄骨造(55dB以下)

推奨時間:9:00-19:00

可能時間:8:00-20:00

🌳 木造アパート(50dB以下)

推奨時間:10:00-18:00

可能時間:9:00-19:00

基本原則:近隣の生活パターンを考慮し、事前の挨拶があると安心です。

古い掃除機が急に音が大きくなりました。修理できますか?

多くの場合、メンテナンスで改善可能です:

Step 1: フィルター確認

目詰まりしたフィルターの清掃または交換(改善率: 70%)

Step 2: ブラシ清掃

絡まった髪の毛・ゴミの除去(改善率: 50%)

Step 3: ホース点検

詰まりの確認と清掃(改善率: 30%)

Step 4: 専門点検

上記で改善しない場合は内部部品の劣化が原因の可能性

修理 vs 買い替え判断
  • 5年未満・メンテナンス未実施:修理推奨
  • 5-7年・定期メンテナンス実施:コスト次第
  • 7年以上:買い替え推奨

コードレス掃除機は有線式より静かですか?

一般的に静かですが、絶対ではありません:

✅ コードレスが静かな理由
  • 小型・軽量モーター採用
  • バッテリー制約で過度な高出力を避ける設計
  • 使用時間短縮による心理的効果
⚠️ 例外ケース
  • 高性能コードレス(ダイソン等)は60dB前後
  • 格安コードレスは設計が悪く騒音大
  • バッテリー劣化で効率低下時の騒音増
騒音レベル比較(目安)
  • 高品質コードレス:55-60dB
  • 静音有線式:50-58dB
  • 通常有線式:65-75dB

結論:静音重視なら紙パック式有線、利便性重視なら高品質コードレスがおすすめです。

まとめ

静音掃除機選びでは騒音レベルと使用環境のマッチングが最重要です。50dB以下なら夜間使用も可能で、集合住宅なら60dB以下を目安にしましょう。

重要ポイント

  • 超静音チャンピオン:パナソニック MC-JP870G(47dB)
  • コスパ重視:東芝 VC-PG325R(52dB・21,500円)
  • コードレス最静音:ダイソン V12 Detect(55dB)
  • 使用時間帯:50dB以下なら7:00-21:00使用可能

あなたの住環境と生活パターンに最適な静音掃除機で、時間を選ばない快適な清掃ライフを実現してください。